#961 ボリフェス

こんばんは

今日は昨日の宣言通りでボリフェスのことを書いていきます

(ボリフェス:ボリビアフェスティバルのこと)

去年は8月のお盆ど真ん中にスカイツリーのふもとでやっていたのですが、今年は10月の週末に東京タワーのふもと芝公園で開催です

僕「自転車で行けるんかなぁ…？」

距離を調べたら、9時半集合に対して8時半くらいに家を出れば間に合いそうでした。なるほど…？

当日の朝

僕「8時半過ぎてた」

そこそこアウトです、まあ最寄り駅から電車で一本で行けるのでセーフです

というわけで家を出ました

僕「…あ、ポンチョ忘れた」

振り出しに戻る。この時点で遅刻が確定しました。10時のリハーサルには間に合うはずなので問題ないです

取りに帰って、再び駅へ向かいます。今日は途中で気づいたので運が良かった。忘れたけど

んで地下鉄に乗って17分ほどで芝公園最寄りの駅に到着、そこから歩いて集合場所に到着しました。リハには間に合った

出演者用のテントをあてがわれたので中へ。狭い…

そんなこんなでリハーサルの時間を迎えてステージへ。といっても3曲のマイクの位置確認くらいで終わったのですが…

そのあとはリハ後の自主練をそれぞれ。

んで11時の開会式くらいまでは割と暇らしいので公園の近くをウロウロしてコンビニを探しに行きました

僕「…遠っ！！」

東京タワーのわきの坂を登って降りてようやっとセブンイレブンに到着しました

帰る時も登って降りて…、遠い

そんなこんなで開会式が始まったのは11時半。ボリビア的な時間の流れなので30分の遅れはセーフの範囲です

東京タワーを背景に、都心にフォルクローレの音楽が流れます

僕たちの出番は割と早くて、予定では11時50分からでした

と、ここでステージ管理、というかタイムキーパーのボリビア人友人が登場。

友「予定より30分くらい遅いですけど、踊りのレッスンを短めにしてできるだけ時間に近づけます」

みんな「問題ないです〜〜」

そんなわけで12時くらいかな？に出番がきまして、無事に3曲演奏し終えました

無事と言ったけれども実際にはいろいろやらかしてます、すみません。歌詞が飛びました…

自分の出番が終わったら適当に演奏に合わせて踊ったり、ものを食べたりしてました

こちらはケバブサンド

んで鶏肉

こいつ、南米のイベントがあると鶏肉を食ってばっかだなぁ、と思ったり思わなかったり

あと、別団体にも出演する先輩から昨日突如頼まれごとをしました

先輩「(僕)くん、明日の本番でこれを使って欲しいんだけどできる？」

僕「え、きょ、今日？！」

突如、すんごいうまい人たちの演奏の中にマトラかという楽器で混ざることが決まりました

いや〜〜、急すぎる

確かに開会式前にちょっとばかり混ざって練習をしたとはいえ、不安…

んで本番。頼まれた通り、マトラカを回しました。なかなか好評だったみたいで安心しました。ほっ

そのあとはぶらぶら会場内を散策して出店をいろいろ見て回りました

んで時間が時間になって、カポラルという踊りに合わせたパレートの時間に

かっこいい衣装ですよね

その後ろを参加者も自由についていっていいということなのですが、見た感じそんなにいませんでした。悲しい…

あと、去年よりも会場が小さかったせいか、パレードは短時間で終わりました。

去年は「あと何周会場を回るんだ…？」「え、あと40分くらいあるじゃん！！」みたいな感じがあって面白かったのに、残念…

あと、パレードを終えたら身内がほぼ全員帰っていることに気がつきました。さみしい…

結構体力を消費したので休憩していたら、宗教の勧誘にあいました

自慢げに聖書を見せてきたけど、僕ぁ全裸教の教祖だしなぁ…

？「あなたは何で生きているのか考えたことがありますか？」

僕「ボリビア音楽を聴くため？」

謎の2人組は　去って行った！！　▼

ちょっと日が落ちてきたあたり、ボリビア人の友人がTink'uの踊りのレッスンをしてくれるというのでお手合わせ願うことにしました

友「みんなが一緒になるとお酒飲んだりして盛り上がるでしょ」

僕「ふむ」

友「近所の村だから川の水とか土地とかの小さなイザコザの愚痴を酒の席でするでしょ」

僕「ふむ」

友「それで喧嘩になってあの振り付けが」

僕「ナルホド！！」

友「というわけじゃありません！！」

僕「違うんかい！！」

違いました。

踊りのレッスン。下半身の特に足から土台を上に向かって作っていきました

まずは体というか下半身でのリズムの取り方。んで上半身の揺らし方

友「あ、ちょっとあそこに友達を見つけました！！ちょっとステップを個人練していてください！！はい！！」

僕「え、エェ…」

一人取り残されてしばらく体を上下に揺さぶっていました

数分経って戻ってきました。膝が痛い

続きのレッスンをやって、最後の出し物を見て、ボリフェス終了！！

すでに知っている人はボリビア人友人しかいませんが、終了ったら終了！！

この後、ステージの片付けなどなどを手伝いました

こんな感じ

そんで芝公園が元の閑散を取り戻そうとする頃、この友人と一緒に公園を出ました

で、一緒に夕飯(牛丼屋)へ

ここで、次の演奏会で使う曲で、まだ歌詞を聞き取れていないものをお願いすることにしました

僕「お願いしてもいいですか…？」

友「チームですよ、やってみましょう！！」

頼りになる！！

〜〜20分後〜〜

友「できました」

僕「え、はやっ」

僕が1か月近くかけても半分聞き取れなかったのに、全体を5回の再生で聞き取り終えていました。早すぎる…

しかも、3回目の時点で大体聞き取り終えていて、残りの2回は繰り返しの確認だったそうです。さすがネイティブ…

(裏話で、こんな感じの依頼をすでに40回近く受けているらしくて、「訓練が大事ですよ」と言っていました、確かに…)

しかも、一緒に和訳作業をした上に発音のレッスンまでしてくれました！！

発音に関して言うと

友「普通に読む分にはきれいな発音だけど、歌に乗せて歌う分には心配」

という感じの評価でした。普通に読む分に問題ないのであれば、目下のスペイン語の課題は聞き取りですな…、あと語彙力…

頑張ります、うむぅ…

牛丼屋から駅までの道中では、ボリビアでの日本語事情を聞いてみました

僕「ボリビアの方々って、どういう経緯で日本語を学ぶんですか？」

友「研究と、仕事と、男の人ならアニメですね」

僕「やっぱりアニメなんですね」

友「あと、女の人なら「嵐」です」

僕「嵐？！？！」

びっくりしました。Rumillajtaの同名曲(Tempestad)のイントロを鼻歌で歌ったのですが

友「はっははは！！(大笑い)それじゃなくて日本の嵐です」

僕「へ、へぇ〜〜」

嵐はボリビアでも人気だそうです。

んで電車に乗って、途中で友人と別れて帰宅したわけです

いやぁ〜〜、楽しかった！！

個人的な心残りは、Caporalパレードの時になれている人たちの脚の動きについていけなかったことですね

来年にはそれっぽい動きができていればいいなぁ…

それじゃまた次の機会に