おりはさもなさ

(主に)南米の音楽を嗜む。そんな感じの大学生の生存記録。話数あり

#993 楽器屋の店主と長話をした話

こんばんは

 

今日は2限がありました。あったみたいです

僕「しまった、起きたら10時半だ」

授業が始まっていました。ツライです

とりあえず服を着て大学へ行き、自転車を停めました
f:id:Ma316:20181116221727j:image阿蘇、行く

隣に停まっていた自転車が強い意志で「熊本に行く」ということを僕に伝えてくれました。距離にして2000kmはあると思いますが頑張ってほしいですね

教室へ入ります。補講期間だからなのか人は少ないみたいで(遅刻した身分でいうのはアレですが…)

そういえば課題ですが、結局手をつけられずに寝落ちしてしまい、朝を迎えております。残念

教員「次(僕)くん」

僕「やれてないです…」

まさか着座した次の瞬間に名前を当てられるとは思いませんよ、びっくり

 

昼はその辺をふらふらして、3限の授業。プログラミング

今日は早口の説明になんとか追いついて写経をする、という感じでした。あまり面白くなかった…

僕「あ、エラー出た。なんで?」

5分後

僕「iが一文字抜けてた。」

これだけでも致命傷なのか…、かすり傷じゃないのか…

んで授業終わりにちょっとばかりにらめっこしていたら、突然パソコンの画面が消えました

僕「え?!」

?「あ。」

隣の人が間違って僕のPCの電源プラグを抜いたみたいです、なにしとんねん。

急いで中身を確認したのですが、データは消えてなかったです。あぁよかった…

 

授業終わりには図書館へ行って本を借りてきました。やっと読みたい感じの本を見つけることができたので来月の返却日までには読み切りたいものです
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あと、どれだけ頑張っても「ゴキブリホイホイ」にしか見えないものが部屋の隅に置いてあったのですが「昆虫観察中」という但し書きがされていました。この形でその文言はさすがに言い訳でしょ…
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んで昼飯を食べて。揚げ物ばっかりに見えますが気のせいです

 

今日は楽器屋さんへ行くことにしました。

先日書いたのですが、ロンロコという楽器を始めようと思いまして。んで、南米の楽器を取り扱っている店が大学の近く(と言ってもチャリで10分はかかりますが)にあるのです、楽しみ

僕「失礼します」

店主「はいよ、作業中だけど見てって」

店内を物色します。店主からは「好きに楽器を触っていいよ」「音出し自由」など言われました。ありがたい

僕「ロンロコって、置いてないですか…?」

店「置いてないね、取り寄せもできますけど」

僕「どれくらいかかりますか?」

店「1万〜10万かな」

僕「10万」

店「ロンロコなんてどうしてやろうと思ったの」

僕「KjarkasのÉlmerに憧れまして、今はサンポーニャを吹いているんですけどそれで興味を持ちました」

店「そうか、Kjarkasのロンロコなら15万はするぞ」

僕「じゅ、15万」

店「Kjarkasは良いぞ」

Kjarkasの話が始まりました。そういえばこのお店の店主さんはKjarkasの大ファンだとどなたか言ってたっけ

僕「最近気付きまして、やっといろいろな曲を聴き始めたところです」

店「俺はKjarkasを追い続けてもう40年くらいになる」

僕「世界一のファンですね」

店「…ファンどころじゃない」

すごい。この人のKjarkas愛は本物ですわ

この人は学生の演奏者を苦手としている節があるみたいだったのですが、話しているうちになんとなく打ち解けることができました

店「うち演奏教室やってんのさ」

僕「へぇ〜〜」

店「まあ学生は教えないことにしてるけど」

僕「ありゃ、残念…」

店「練習してるのは全部Kjarkasの曲。初心者以外は全部、全員」

僕「お」

店「100人で一斉にBoliviaをやってもみんな崩れない」

僕「オォ」

店「はっきり言っておばあちゃんの人たちがトヨスを3組6人で吹き合う」

僕「オォォォ」

楽譜は全部店主の手作りで先ほどの作業も楽譜作りだそうです。想像の遥か上をいく教室でした。すごすぎる

これらの他にも、人生観とか、学生に対する考えとか、音楽と文化の話とか、いろいろの面白い話を聞かせていただきました

個人的に一番思うところあったのは

「日本人は南米のフォルクローレというとみんなコンドルだの花まつりだの、でダメ。よくないね。もっといろんな曲、文化を知らなきゃ」

というものでした。痛感

僕「ありがとうございました!!」

店「君なんていうの?」

僕「(自分の名字)です」

店「(僕の名字)くんね、今度の演奏教室、さっき君が言ってた一番好きな曲を取り上げるから見学に来なよ」

僕「ホントですか?!?!ありがとうございます!!」

嬉しい!!やったね!!

 

気づけば2時間近く店主とお話をしていまして。

閉店時刻を15分も過ぎた頃に退店。お邪魔しました

と、僕と入れ替わりにお店に入ってきて店主に話しかける方がいました。お客さんだろうか

客「すみません、「コンドルは飛んで行く」ってどの楽器〜〜」

僕「あ。」

 

〜〜思い出される40分前の会話〜〜

 

  〜〜〜〜〜〜〜〜

  「日本人はコンドルだの花まつりだので、ダメ。よくないね。」

  〜〜〜〜〜〜〜〜

 

〜〜思い出された会話〜〜

 

僕「地雷だ。」

そんなこんなで6時からの練習をすっぽかしかけていた僕は、1時間以上遅れて到着して練習に参加して、帰宅。今に至るわけです

 

明日も練習があるみたいです。ヒョエ

 

それじゃ、また次の機会に