#1033 ワークショップの話
こんばんは
昨日の記事に書いた通りで、昨日の続きです
博物館を後にした我々一行(1人)は家に帰りまして。移動で汗をかいたのでシャワーを浴びようと思いました
僕「お湯〜〜…、冷っ!!」
給湯器のスイッチをつけ忘れたのかなと思ったけど付いている。
僕「給湯器、壊れた…?」
ピンチです、これから更に寒くなるというのに。これでは僕の体を洗うものは冷水か沸騰させたお湯かの究極の2択になってしまいます。交互浴とか言ってる場合じゃないです
エラーコードで調べてみたところ、なんと簡単に治せることが判明。よかった、助かりました
シャワーで身を清めた後は楽器を持って大学の部室へ
この日は、日本人メンバーで結成されてボリビアで活躍しているWayraJaponAndes(ワイラハポナンデス)というグループのワークショップがあるのです!!
というわけで6時半くらいに部室に到着。ちょっとグダグダしていたらメンバーの方が一旦部室に現れました。びっくり
その後会場となる教室へ移動しまして。メンバーの方から簡単に自己紹介をいただきました
メンバーは左から
宍戸誠(Kjarkas、チャランゴ)
秋元広行(ANATA BOLIVIA、ギター&ボーカル)
桑原健一(Chupay Ch'akis、三線)
渡辺康平(Proyecto Sumaj wara、ギター)
落合隆弘(Chupay Ch'akis、ケーナ&サンポーニャ)
それから特別ゲストの
岡田浩安(MAYA、サンポーニャ)
という豪華な顔ぶれです。(敬称略、グループと今回の担当楽器を併記)
ちなみにこの写真は自己紹介よりは後のタイミングです。最初のタイミングで写真を撮り忘れた…
その後でワークショップ。2つの講座に行っていいとのことです
あまり詳しく書くとメンバーの方々から言われそうなので(んなことぁない)、軽く紹介するにとどめます
最初は岡田さんのサンポーニャのワークショップ。自分のメインの担当楽器なので
楽器の保管についての話と、補強の仕方についての話
まずは演奏についてというよりも楽器との付き合い方の話でした。水洗いをすることもあるそうです。意外
リズムの取り方の話
日本人的なリズムの取り方というのがやっぱりあるらしくて、目指すべきはボリビア的なリズム感だそうです。確かに
吹き方の話
唇の形とか管に対しての向きとか頰っぺたは?といった感じ。
それからタンギングについても教えてもらいました。強めがいいらしいです
・速い曲も練習をこなせば吹けるようになる
・楽器で浮気をしない
・音量よりはリズムに意識を向ける(マイクの距離で音量は調整できる)
などの話をいただきました。やはりプロは違う…
2つめの講座。Kjarkasのチャランゴということで宍戸さんの元へ。まあ普通のチャランゴですら、みたいなところがあるのですが
こちらについてもあまり詳しく書くとお金を取られかねないので軽く紹介することにします
指の使い方
基本的に右手は親指〜中指の3本を使うそうです、薬指と小指はボディーにおいて支えるとのこと、時々薬指も使うくらいで
弦の使い方
同じ弦を連続して弾くことはしないで音を長く伸ばすように意識をするといいとか
構え方の話
ポスターの写真なんかを見るとなるほどそういうことか、という感じです
指の曲げ方も同じく
かき鳴らしの話
指先の力を抜いて円を描くように弾くのがいいとか
ちなみにこれが宍戸さんの弾き方(左手の親指は「参考にしないで…」と言われました)
・型にはまらない演奏をする(ストロークとか、コードの押さえ方とか)
・音を追求する(ロンロコもその過程で生まれてるし、Kjarkasが音を徹底的に追求しているのは納得)
・指の力をつける(セーハを徹底的にやる日を設定するとか)
などを教えていただきました。
これらのことはチャランゴだけでなくロンロコにも適用できるとのこと。いっそ頑張ろうと思えましたね
このワークショップの始まる直前に宍戸さんから「Kjarkasの熱狂的なオタクがいるって聞いたけど誰?」と言われて、いやまさか1つ目の講座の時に僕の名前が出ているとは思いませんでした…
曲や楽器の裏話を色々聞きましたよ。チャランゴの構造の秘密とか、曲の誕生秘話とか。
いいなぁ、そういうのをどんどん吸収できるのか。羨ましい限りです
ワークショップの各講座が終わって、終了10分前くらいに生演奏
キロロの曲だそうです
最初の方に載せた写真はこれの2分前くらいに撮ったのですが、
演奏前と演奏中とで表情が皆さん全然違うんですよね
和気藹々モードから真剣モード
いや〜〜、すごい…
ワークショップが終わってからは翌日(つまり今日)のコンサートチケットとCDの販売会がありました
僕は、まあ、バイトを入れてしまったので行けなかったのですが…
んで一部の参加者でワークショップ打ち上げ会に
僕も参加しまして、より濃い話を聞いてきました。面白い回でした
さて、明日は帰省をする予定なのですが、その前にバイトがあります
東京駅から名古屋に向かう最終新幹線に乗るには21時39分にバイト先の最寄駅を出る必要があるのですが、バイトはなんと21時まであります
いや〜〜、しくじった〜〜
帰れない場合は夜行バスです。それはそれで楽しそう
それじゃ、また次の機会に