おりはさもなさ

(主に)南米の音楽を嗜む。そんな感じの大学生の生存記録。話数あり

#179 合宿3日目 その2(本記事版)

こんばんは

 

今日はコインランドリーでの洗濯作業を終えた後に大学へ行きまして、昼過ぎ2時かな?から5時間ほど、練習に参加してきました

といっても本格的に熱を入れて、というほどでもなくいろいろな楽器に浮気しました。ギターとか、タルカ(先日の記事参照)とか、トランペットとか

トランペットは部室にあっただけです、実際の演奏では多分出てきません

とりあえず、酸欠直前まで練習しました

 

さて、そんな今号は合宿3日目の演奏の宴からですね

それまでの合宿の様子はこちら

初日:#173 合宿初日 - おりはさもなさ

2日目:#177 合宿2日目(本記事版) - おりはさもなさ

3日目その1:#178 合宿3日目 その1(本記事版) - おりはさもなさ

 

日時は合宿3日目の夜9時まで遡ります。全部で27のコンフントの発表がありました

このうち僕が参加したのは5つです。初日の時点で書いていたよりも増えた気がします、気のせいじゃありません

コンフント、基本的には学年内でグループを作っているらしいのですが中には特殊なものもあります。学年混合とか、特定楽器のみとか、性別固定とか

僕が参加したのは

・同期コンフント1つ

・学年混合(無茶振り)コンフント1つ

・特定楽器コンフント2つ(サンポーニャ、タルカ)

・男性コンフント1つ

です。基本的とは何でしょう

 

最初は先輩方のコンフントで開宴

宴というくらいですから、ソフトドリンクもさることながら酒もお菓子もあります。演奏を聴きながら飲み食い。盛り上がります

1時間ほどで最初の発表が回ってきました。タルカのやつです

曲はテンポがそこそこ速い曲(Mi Balsita)。でも中毒性がある。これはまあまあいい感じにできた気がします

んで、また休憩

この間に同期の女子のコンフントの番もありまして。このコンフント名は「カントリーマアム」というのですが、サイリウム(光る棒)の代わりにカントリーマアムの袋を振りました。演奏していた曲はカントリーロードでした

 

更に1時間ほどして、再び自分の参加するコンフントの番。これは「無茶振り」と上に書いたやつです

説明:合宿の初日、参加者が3つの班に分けられ、

   先輩方とのコンフントで演奏する

曲は2つ。「baila caporal」と「Lujuria」

前者はのんびりとした曲。でも使うのは普段見せているのより一回り大きいサンポーニャ。普段のやつは「マルタ」と言って、今回のは「サンカ」と言います

大きい方がね、音が低くて出にくいの

その上で、この曲は「コンテスタード」という奏法で演奏するんです

説明:サンポーニャの一方の段を自分が、他方の段を相手が持って

   交互に音を出して演奏する

その音が出にくくてかすれるやつで演奏したわけですが、やっぱり難しい

コンテスタードの息は上手く合ったのですが、音が出なかった。上手くいかなかったんですなぁ…、練習します

後者はテンポが速い曲。こいつは普段のマルタというサンポーニャを使います

練習の時は上手くいかなかったのですが、いざ本番ではというと、やっぱり上手くいかなかったです。途中で管が迷子になった…

泣きそうです

続けざまに次のコンフントも。これは男性コンフント

曲は「cariñito」、と言ってもこの曲はケーナが中心で、サンポーニャの人はほぼ暇でした。リズムに合わせて揺れる係でした

 

このコンフントが終わって宴の前半が終了。中入り休憩です

日付が変わる10分ほど前でした

この間に後半のコンフントに出る人は準備や打ち合わせがあります

ちなみに僕の後ろに座っていた友人は前半のコンフントで出番が終了。後半は完全に聴衆となりました。放った一言が

「麻雀やりたい」でした。中毒ですね

40分ほどの休憩を終え、後半宴スタート

最初は女性コンフントです。数人ほど、女装男子も混ざっていましたが、似合うから不思議なんですよね…

この次。サンポーニャだけのコンフントが入りました。曲は「malalakun wawapa」、テンポが速いコンテスタードの曲です

サンポーニャの人数は大小4種の6対12人

ここにギターとパーカスが入ります。壮大

演奏していても楽しかったです、うまくいったかどうかは別

 

1時間ほどの休憩を今再び挟んで、今度は自分の参加する同期コンフント。コスキンにも参加する、最も力を入れているコンフントです

今回の曲は「el còndor pasa」「serranias」「la mariposa」「cuando floresca el chuño」の4曲

最初のは「コンドルは飛んでいく」で有名です。これはケーナの曲なので、サンポーニャは飾りを入れていくだけ。楽なもんですが、それはそれで暇でつまらない

次のは人数の都合上、パーカスに回りました。太鼓を叩いてリズムを刻むお仕事。一カ所間違えた

3曲目のが、この発表宴の2時間ほど前に急遽決まった曲。曖昧なままで演奏しましたが、まあまあよかった

最後のが最も力を入れた曲。個人的には好きです。曲調はかっこいいのですが、歌詞は切ない別れの曲

日本の曲でパッと思い浮かんだのは…、なんだろう?

サンポーニャがメインの曲なので思いっきりやりまくります。こいつは上手くいったと思います

さあ、僕が参加するコンフントはすべて終わり、あとは聞くだけとなりまして。それはそれは大変盛り上がりました。酔っ払いもいっぱい

夜中の3時に演奏会はフィナーレを迎えます。最後は全員で演奏。曲は「el humahuaqueño」、「花まつり」で有名です

演奏の宴は終了!!あとは酒を飲んだり食べたりの宴。この宴には僕は参加せず、この時間は麻雀を1時間ほど観戦した後、外に出ました

時刻は午前4時。外はほぼ真っ暗です。見上げれば星が綺麗です。が、作務衣だとちょっと寒い

ここからはほぼ30分おきに撮った写真を4枚載せます

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日の出は5時過ぎでした(徹夜しました)

湖の小脇にあった椅子に腰掛けて、外で一人夜を明かしました

ちなみに日が昇るまでの間、ホテルからはずっと楽器の音が聞こえていました。パワフルですね

 

さあ、ここまでで3日目が終了!!

4日目は少ないけれども今日の記事からは分けて書きますよ!!

なんてったって、宴の部分が長くなりすぎた…

 

それじゃ、また次の機会に